全日本大学駅伝、またもや青学の優勝!!について
Answer Newsです。
本日11月4日全日本大学駅伝が行われ、下馬評通り青山学院大が優勝しました!!
途中までは接戦でしたが、やはり地力で勝るというのか、結局は2分以上差をつけた完勝でした。
接戦を期待していた人としてはあまりスリルがない内容ではあったので、面白くないと言われてしまっていますが、これは青学大の強さがずば抜けているということです。
対抗馬最有力の東洋大は選手層がそこまでないうえに出雲駅伝最長区間、区間賞の吉川選手が出られませんでしたからね、きつかったですよね。
他大学には情けないというのではなく、奮起を期待したいですね。
ではなぜ青山学院がここまで何年もの間圧倒的強さを誇るのか。
①高校で活躍していた有望な選手たちが入学していること
→やはりこの要素がないとは言い切れません。
現在の4年生の高校時代の持ちタイムとその進路です。勿論高校の時のタイムが良いと必ず大学でも活躍できるというわけではないですが、良い選手が多いほどいい成績を残す傾向はあります。
②タイムの伸びが非常に大きい。
→先ほど4年生のタイムを載せましたが、3年生は次のようなものです。
この年はあまりにも東海大に上位の選手が進学したために、さすがにダメだろとか、東海大の時代が来ると言われていました。
しかし、昨年の出雲駅伝を制覇したのみ。しかも出雲駅伝は三大駅伝で最も距離が短いもので、高校生の時の能力が一番影響しやすいものである。
昨年の優勝メンバーはすべて2,3年生であったにもかかわらず、今年低迷していることもあり、同大学に成長があまり期待できない、ケガをしやすいといったマイナスの印象を与えてしまいがちである。
その点、青山学院大学の層の厚さは、自分でも成長できそうと思わせてくれるものだろう。こうなるとまたいい新入生が入る好循環となる。
③選手の適性を見極めた区間配置がよく当たっている。
→原監督は初めての駅伝となる選手であっても、積極的に起用し、ほとんど失敗レースをしていない。さらに、箱根駅伝ではキーとなる山上り山下りの適性をつかむのがうまく、山上りでは神野、竹石選手、山下りでは村井、小野田選手といい成績を残している。
①には監督の人柄やメディアにオープンな部分であったり、②にはフィジカルトレーナーや組織としての充実といったところが影響しているのだろう。
東洋大も10年箱根駅伝でTOP3に入るほどの強さを誇るが、ほかの大学は少し今現在では劣っているように感じられてしまう。
青山学院大学が弱くなることは期待していない。他の大学が強くなることを期待したい!!